自然と共に生きる日本人が、古来から最も大切にしてきた植物を知っていますか?

徹底検証!大麻に有害性はあるのか

徹底検証!大麻に有害性はあるのか

大麻の無害性は、40年以上も前にWHOから報告されていた

国際連合国旗

1970年に世界保健機構(WHO)において、11人の世界的な専門家が討議の上作成されたレポートでは、大麻の作用について次のように報告されています。
1.大麻を使っていると、それが飛び石になってヘロインその他の薬の中毒に移っていくという説には根拠が不足している。
2.奇形の発生はない。
3.犯罪と大麻の因果関係は立証されていない。
4.禁断症状はない。
5.常用者の中に精神的依存が見られるが、それはコーヒーや煙草、酒、菓子などに対して依存する人と同じ程度のものである。

医学的に見て、大麻の無害性は周知の事実

いよいよ大麻合法化が世界的に始まった時代の流れにありますが、大麻の有害性・無害性については、すでに決着がついており、医学的に有害であるどころかとても有益であることが判明しています。
大麻に含まれる薬効成分の総称を「カンナビノイド」と言い、その中で痲薬成分と言われているのは「テトラ・ヒドロ・カンナビノール(THC)」なのですが、これは大麻草の雌株に集中する花穂の分泌物であり、その薬理作用は痲薬ではなくリラックス効果です。
THCの作用で幻覚・幻聴や精神錯乱が起こるという考え方は、一方的な偏った捉え方であり、逆に、海外では麻薬中毒患者にTHCを投与して治療しているという現状もあります。
大麻は日本でも戦前まで医薬品として活用され、アジア諸国をはじめとする世界中で過去何千年も前から、喘息や痛み止め、不眠症や鎮静剤等、さまざまな疾患に使われてきた伝統的な生薬であり、歴史が証明するとても安全な天然の薬草なのです。

日本の薬物依存症患者の中で、大麻による健康被害は確認されていない

よのあさ

日本における薬物依存症患者の大麻との関連性については、2009年5月に東京都薬用植物園において行われた「薬物乱用の基礎知識」の講義の中で、東京都精神医学総合研究所の妹尾栄一氏が、聴講者からの「現在日本で薬物依存症で治療を受けている患者のうち、大麻による症状で治療を受けている人の割合はどのくらいあるのか」という質問に対して次のように回答しました。
「大麻を使用したことのある患者のほぼ全員が別の薬物の使用歴があり、大麻に由来する症状を特定することはできない。また大麻がアルコールやニコチンと比べてどの程度リスク度の高いものなのかという明確な仮説を提示することも難しい。」


アメリカ国立薬物研究所による麻薬と嗜好品の比較表(1994年)

種 類依存性禁断性耐 性切望感陶酔性
ニコチン64532
ヘロイン55655
コカイン43364
アルコール36446
カフェイン22211
大麻11123


厚生労働省



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