大麻文化復活への取り組み - 取り戻そう、日本の心を。
大麻文化復活への取り組み
現代の社会は、大麻文化の衰退に伴って、お金が人の生きる目的となり、いつしか、日本文化の中心であった精神性「和の心」は大きく衰退していきました。
先祖をたどれば、日本人は、すべてといっていいほど、大麻と深く関係した民族です。日本人にとって、大麻は多大な恩恵を与えてくれた感謝に値する植物です。
今、石油に変わる循環型資源へのシフトの必要性から、生活様式を見直す時期に来ています。
そんな中での取り組みとして、縄文時代からから続いた日本の消え行く麻の伝統技術・生活技術を、少しづつ復活させていこうとする試みが始まっています。
近年、大麻の有用性と多様性が注目された復活したもの
- 野州麻100%の和紙 ―ランプシェード、壁紙、半紙に利用(2001年10月復活)
- 麻蚊帳 ―戦後初めての復活(2004年4月復活)
- 麻炭 ―これまで花火業界でしか使われていなかったものが一般商品化 (2005年1月復活)
- ヘンプ潤滑油 ―自転車用から釣りのリールオイルまで(2006年2月復活)
- 書道の青墨(2006年4月復活)
- 日本古来の麻スサ+土壁 (2006年6月復活)
- 柔道畳(畳縫糸と経糸は2008年1月に復元)
- 土壁&漆喰「麻壁」の家(2011年12月に復活)
- 国産麻の実 ―食用に最適(2012年4月に流通開始)
- 国産の大麻糸づくり後継者養成講座(2012年7月に開始)
現在、復活への取り組みが始まっているもの
- 麻畳
- 精麻を使った書道用の毛筆
- カツオの一本釣り用の糸
- 木曽の麻衣
- 魚網
- カイロ(携帯用暖房器具)
- 灯明油
- 焼き物の釉薬
- 国産手績みの大麻糸
太古の昔から、大麻が日本人に愛され、日本文化を支えてきた民族を象徴する植物であるという事実から考えると、大麻の本質とは、私たち日本人のDNAに深く刻まれている「大調和の精神」であると確信します。
大麻の食用性について
新しい産業分野での大麻の活用